『ドラゴンクエストモンスターズ3』感想|80時間遊んでも、ワクワクより作業感が残った

dqm3アイキャッチ PLAY
この記事を書いた人:秘書

お疲れ様です。秘書です。

今回は『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』の感想です。

DQM4の体験版もプレイしたのでその記事を書く前に。

僕は初代『テリーのワンダーランド』から遊んでいるモンスターズ世代。

特に初代はかなり好きだったので、久しぶりのシリーズ新作となるDQM3も当然楽しみにしていました。

どうせやるならクリアして終わりではなく、やり込むつもり。

そう思って、ダウンロード版を買いました。

そして実際のプレイ時間は約80時間。

ちゃんとクリアもしています。

そのうえで評価は、

★★☆☆☆。

正直、かなり期待外れでした。

プレイデータ

項目内容
出会った時期2023年12月1日
遊んだハードNintendo Switch
どこまで遊んだ?クリア済み
秘書評価★★☆☆☆
ひとことで言うとほぼ作業しか覚えてない(笑)
プレイ時間約80時間
シリーズ歴初代『テリーのワンダーランド』からプレイ
購入形態やり込むつもりでダウンロード版を購入
クリア後そのままプレイ終了。やりこみまで至らず。
シリーズファンとして結構ガッカリ

久しぶりのDQMだから、かなり期待していた

まず前提として、僕はDQM3を最初から冷めた目で遊んでいたわけではありません。

むしろかなり楽しみにしていました。

久しぶりのモンスターズ。

昔から好きだったモンスターを集めて、育てて、配合して、さらに強いモンスターを作る。

それを今のゲームとして遊べる。

主人公が『ドラゴンクエストIV』のピサロというのも、特別思い入れがあるキャラクターではないものの、別に嫌いではありません。

「今回はどんなモンスターズになるんだろう」

普通に期待して始めました。

だからこそ、最初に感じたのが、

あれ、思っていたより出来が良くないな。

という感覚でした。

まずフィールドのグラフィックが気になった

最初にかなり引っかかったのがグラフィック。

特にフィールドです。

DQM3はそれなりに長い距離をフィールド上で移動するゲームなんですが、その景色がどうにも粗く、安っぽく見える。

シンボルのモンスターもなんかぼやけた印象。

もちろんグラフィックだけでゲームの面白さが決まるとは思っていません。

昔のゲームだって普通に遊びます。

ただ、

2023年発売の新作として、これでいいと思ったのか?

とはかなり感じました。

しかも移動自体もそれなりに長い。

綺麗な景色を眺めながら歩いているならまだしも、見た目にあまり魅力を感じないフィールドを長時間移動していると、探索というよりだんだん移動作業になってくる。

久しぶりのDQMを遊び始めた高揚感に対して、最初から少し肩透かしでした。

序盤の配合は、やっぱり楽しい

とはいえ、最初から全部つまらなかったわけではありません。

序盤は普通に楽しい。

弱いモンスターを仲間にして、育てて、配合する。

「こいつとこいつを組み合わせたら、ランクが上がる」

と配合表を見ながら少しずつ強いモンスターへ繋げていく。

この辺はやっぱりDQM。

昔からある遊びではあるけど、配合して戦力が少しずつ強くなっていく感覚は今でも好きです。

なのでゲームとして最低限の面白さはちゃんとある。

僕が★1ではなく★2をつけている理由も、その辺にあると思います。

ただ。

その楽しさが長く続かなかった。

あまりにも「いつものDQM」だった

DQM3で一番大きかった不満は、たぶんこれです。

新鮮さがほとんどなかった。

モンスターをスカウトする。

育てる。

配合する。

また強いモンスターを作る。

戦う。

もちろん季節によって出現するモンスターや行ける場所が変わるなど、新しい仕組みもあります。

でも僕の中では、

「そういえばそんなシステムもあったな」

くらいの印象しか残っていません。

戦闘も、いつものDQM。

スカウトも、いつものDQM。

配合も、いつものDQM。

久しぶりのシリーズ新作だったからこそ、

「今のモンスターズはこうなったのか」

と思わせてくれる何かが欲しかった。

でも最後まで、その驚きはほとんどありませんでした。

安心感と言えば聞こえはいい。

でも僕には、それ以上にマンネリを強く感じてしまいました。

スカウトも、結局いつもの作業になる

そもそも僕は初代『テリーのワンダーランド』世代なので、スカウトというシステム自体にそこまで強い思い入れがありません。

DQM3でも、

スカウトしやすいモンスターを育てて、仲間を集めて、また配合する。

といういつもの流れ。

効率よく遊ぼうとすると、自然とそうなっていきます。

もちろん別に悪いシステムではありません。

便利だし、欲しいモンスターを狙って仲間にできる。

ただ、初代にあった、

「こいつ仲間になった!」

という運ありきの嬉しさはかなり薄くなった気がします。

まぁ、ここは評価分かれると思いますが、昔は思い通りにならないからこそ、その楽しみもあった。

今は取り逃しも少なく、かなり自由にパーティを作れる。

これは間違いなく遊びやすくなった部分です。

取り返しのつかない要素だらけに戻ってほしいとも思いません。

ただ、その結果として普通に遊んでいると、

「より強いモンスター」

「より上のランク」

へ自然と寄っていく。

僕もそうなりました。

通信対戦をしていたわけでもないので、別に好きなモンスターだけでパーティを組んでもよかったんです。

でもクリアしたあとになって、

「好きなモンスターで縛って遊べばよかったな」

と思いました。

……いや、楽しむための縛りをプレイヤー側で考えないといけないのって終わってない?(笑)

ピサロ主人公は別に嫌ではない。ただ……

主人公は『ドラゴンクエストIV』のピサロ。

人気キャラクターなのは分かります。

ロザリーとのエピソードもありますし、DQ4のリメイクでは仲間になる展開も追加されています。

僕自身、DQ4はかなり好きな作品です。

ただ、僕が好きなのは章ごとに違う主人公たちを描き、最後に集まっていく群像劇としての構成。

ピサロ個人にものすごく思い入れがあるわけではありません。

そもそも、

言ってもラスボスだからな?(笑)

とはちょっと思う。

人気なのは分かる。

嫌いでもない。

でも一本丸ごと主人公を任せるなら、

「もっとふさわしいキャラクターいなかった?」

という感覚は最後まで少しありました。

とはいえ、ここはDQM3を★2にした決定的な理由ではありません。

僕自身は、そもそもDQMにそこまでストーリーを求めていないからです。

モンスターを集めて、育てて、配合する。

僕が遊びたいのは基本的にそっち。

だから今回はピサロやDQ4との繋がりを大きく出した設定が、面白さに繋がるというより、少しノイズに感じるところもありました。

クリアまで遊んだ現在でも、印象に残っているキャラクターはピサロとロザリーくらい。

それ以外はかなり記憶が薄いです。

80時間遊んだ。でも、ほぼ「作業」しか覚えていない

今回この記事を書くために、約3年ぶりにDQM3を起動しました。

プレイ時間を見ると約80時間。

思っていた以上に遊んでいた(笑)。

パーティにはレベル100まで育っているモンスターもいるし、配合もそれなりに進めています。

でも画面を見ても、

全然愛着が戻ってこない。

「あー、こいつ使ってたな!」

みたいな思い出がほとんどありませんでした。

全然やりこんでないじゃん(笑)という印象。

レベル100のモンスターがいるのも、愛着があって使い続けたというより、配合や育成を繰り返しているうちに到達していただけ。

そして、本当にやり込むつもりなら目指していたはずの配合の到達点までは進めていません。

やり込むつもりでダウンロード版を買ったのに、クリアしたところで完全に終了。

理由は単純です。

飽きました。

クリアした瞬間も、

「終わったー!」

という大きな達成感より、

「終わったかー」

くらいだったと思います。

そのままクリア後の育成へ向かう気にもならず、そこで終わりました。

今思えばパッケージ版を買って、クリアしたあと売ればよかった(笑)。

それなりに遊んだからこそ、やっぱり★2

繰り返しになりますが、約80時間遊んでいます。

なので、少し触って合わなかったから低評価をつけているわけではありません。

序盤の配合は普通に楽しかった。

DQMとして最低限の面白さもある。

BGMもドラクエなので普通にいい。

だから★1ではない。

でも、久しぶりのシリーズ新作として期待していたものには届きませんでした。

粗く感じるグラフィック。

長く感じるフィールド移動。

戦闘もスカウトも配合も、ずっと続く既視感。

新作なのに、新しいゲームを遊んでいるワクワクがほとんどない。

結果として80時間遊んだあとに残ったのは、

「なんかずっと作業してたな」

という印象でした。

今回、約3年ぶりに実際のセーブデータを起動してみました。

パーティも見ました。

プレイ時間も確認しました。

それでも評価は変わりません。

久しぶりのDQMだからかなり期待していた。

だからこそ余計に残念だった一本です。

評価:★★☆☆☆

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