
お疲れ様です。秘書です。
『Life is Strange』は、アメリカの海沿いにある田舎町「アルカディア・ベイ」を舞台にしたミステリーSFアドベンチャー。
主人公のマックスは、友人のクロエが撃たれるところを目撃したことで、時間を巻き戻す能力に目覚めます。
時間を戻して未来を変えながら、行方不明になった少女レイチェルの謎を追っていく――というのが大まかなストーリー。
僕はそもそも、タイムリープものってそこまで好きじゃないんですよね。
だって時間戻せたら何でもありじゃん(笑)。
それでも『Life is Strange』は、先の気になるストーリーと独特の世界観に引っ張られて、最後までプレイできた作品でした。
プレイデータ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 初回プレイ | 2019年8月11日 |
| 遊んだハード | PS4 |
| どこまで遊んだ? | クリア済み |
| 秘書評価 | ★★★☆☆ |
| ひとことで言うと | 初回は★3。5年後に遊んで、思ってたより好きだったと気づいた。 |
| 一番惹かれたところ | タイムリープより、ミステリーとアルカディア・ベイの空気 |
| 最後の選択 | 再プレイしても同じ選択をしてしまう |
海外ドラマみたいな雰囲気が好き
まず印象に残ったのが、アルカディア・ベイの雰囲気。
学校、学生寮、ダイナー、海沿いの街並みなど、アメリカの文化が詰め込まれていて、海外ドラマを見ているような感覚があります。
初めて遊んだときは、
「アメリカの田舎町って実際こんな感じなのかな?」
なんて想像していました。
実際には、開発側もアメリカ北西部のノスタルジックな雰囲気を意識していて、『Twin Peaks』などの作品からも影響を受けているそう。
後からそれを知って、「そりゃ海外ドラマっぽく感じるわ(笑)」と納得しました。
ただ、世界観は好きなんだけど、キャラクターのグラフィックは結構気になる。
特に髪の毛なんかは、当時のゲームとして見ても「もうちょっとなんとかならなかったのかな」と思った記憶があります。
2024年に再プレイしても、ここはやっぱり気になりました。
クロエはめちゃくちゃ。でも結構好き。
クロエはかなりめちゃくちゃな奴です(笑)。
マックスを振り回すし、無茶もする。
ただ、父親を亡くし、親友だったマックスも街を離れ、さらにレイチェルまでいなくなった。
そこまでの背景を知ると、グレてしまった理由も分からなくはないんですよね。
典型的な、
「根はいい奴なんだけど、環境でグレちゃった奴」
という印象。
そしてマックスを振り回しながらも、マックスのことを大切に思っているのはちゃんと伝わってきます。
だから僕は結構クロエが好きです。
特にキツかったのが、マックスが過去を変えたことで別の人生を歩んでいたクロエ。
初見で、あのクロエが四肢麻痺の状態になっているのを見たときは結構衝撃でした。
時間を戻せるなら、もっといい未来にできる。
……そんな単純な話じゃない。
能力を使ってもなかなかうまくいかないもどかしさは、この作品でかなり印象に残っています。
タイムリープより、ミステリーが気になった
時間を巻き戻す能力自体より、僕が最後までプレイできた大きな理由はストーリーだったと思います。
レイチェルはどこへ行ったのか。
ケイトに何が起きているのか。
明らかに不安定なネイサンは何を知っているのか。
デイビッドやフランクは本当に怪しい人物なのか。
そして、ジェファソンの真実。
いろんな謎が同時に動いているので、普通に続きが気になるんですよね。
特に面白かったのが、最初に抱いた人物の印象が少しずつ変わっていくところ。
デイビッドなんか、最後までやれば不器用なりに家族を守ろうとしていたことは分かります。
最終的にはマックスも助けてくれる。
……とはいえ。
思春期の義理の娘に対する態度としては普通にダメだろ(笑)。
そりゃクロエも距離置くよ、とは今でも思います。
フランクも、まあ普通にチンピラではある(笑)。
でもレイチェルとの関係が分かってくると、少なくとも彼女の失踪について最初に想像していたような人物ではなかったことが分かってきます。
「こいつ怪しい」と思っていた人物が単純な悪役ではなかったり、逆にあまり意識していなかった人物の見え方が一気に変わったりする。
タイムリープものがそこまで好きじゃない僕でも、このミステリー部分には引っ張られました。
ケイトは助けたくなる
ケイト周りのストーリーもかなり印象に残っています。
ブラックウェルの生徒の中では、結構レアなくらい真面目な子(笑)。
本人が悪いわけでもないのにどんどん追い詰められていくので、自然と「なんとか助けたい」と思いました。
この作品って、マックスとクロエだけじゃなくて、周囲のキャラクターも単純な背景として置かれてないんですよね。
いろんな人物の事情が見えてくるからこそ、選択するときにも悩まされます。
最後の選択は、やっぱり難しい
そして最後に待っている究極の選択。
僕はクロエを生かす方を選びました。
「街の人たちよりクロエ一人の命の方が大事」
なんて言ってしまうと、ものすごく冷たい奴に聞こえますが(笑)。
でも、ここまでずっとマックスと一緒にクロエを助けようとしてきて、もう二人に感情移入してしまっている。
最後の最後だけ急に公平な第三者の目線には戻れませんでした。
『The Last of Us』でエリーを助けたジョエルの心境に近いものがあるのかもしれません。
正しいかどうかとは別に、もうこの人を失いたくない。
僕の場合は、そっちが勝ちました。
そして最後には、自分の運命をずっと頑張ってきたマックスに委ねるクロエ。
……それはそれでマックスに酷じゃない?(笑)
ちなみに、この最後の選択はプレイヤーの選択率もほぼ真っ二つ。
記録されているゲーム内統計では、クロエを犠牲にする選択が52%、アルカディア・ベイを犠牲にする選択が48%(計測時期による)とされています。
これだけ重い二択を最後に出して、プレイヤーの判断がほぼ半々に割れる。
そこは改めてすごいゲームだと思います。
2024年に改めてプレイ
2024年11月に再プレイしました。
『Life is Strange: True Colors』までPSのゲームカタログに入っていたので、
「ストーリーほとんど忘れてるし、シリーズ追うならもう一回やるか」
くらいの感じで最初からプレイ。
再プレイ前の一番最初はフリープレイか何かに入っていたのをきっかけに、なんとなく始めた記憶があります。
当時から評価の高いゲームだったと思うんですが、僕自身は割と流してプレイしていました。
そして久しぶりに始めてみたら、本当にほとんど覚えてない(笑)。
「ジェファソンってヤバい奴だったっけ?」
くらい。それすら曖昧でした。
でもプレイしていくうちに少しずつ記憶が戻ってきて、今回は以前よりアルカディア・ベイの雰囲気やキャラクターたちの関係に入り込めた気がします。
そして最後の選択。
やっぱり僕はクロエを生かしました。
総評
★★★☆☆
今の僕が改めて評価するなら、★を一つ上げてもいいくらいの作品です。
ただ、この★3は初めて『Life is Strange』を遊んだ当時の僕が付けた評価。
今の感想で昔の評価まで上書きするのも違うと思うので、当時の記録として★3のまま残しておきます。
時間を巻き戻す能力があるからといって、何でも思い通りになるわけじゃない。
むしろ何度やり直しても、最後には自分で選ばなきゃいけない。
タイムリープものがそこまで好きじゃない僕でも、ミステリー、キャラクター、そしてアルカディア・ベイの独特な空気に引っ張られて最後までプレイできた作品でした。
初回ではそこまで刺さらなかったからこその★★★☆☆。
でも2024年にもう一度遊んだことで、**「思ってたより、このゲーム好きだったんだな」**と気づけた作品でもあります。
あわせて読みたい
『Life is Strange: Before the Storm』感想
https://syachotohisyo.com/life-is-strange-before-the-storm-review/
初代でかなり好きになったクロエの前日譚。
父親を亡くしてからのクロエや、初代では“謎の人物”だったレイチェルを知ることで、二人の見え方がかなり変わった作品でした。
『バイオハザード レクイエム』感想|レオン編が楽しすぎる。グレース編は怖すぎる(笑)※ネタバレあり
https://syachotohisyo.com/biohazard-requiem-review/
選択肢に悩まされるゲームといえばこちらも。
『Life is Strange』ほど重い二択ではありませんが、「いや、そっち選んだらそうなるの!?(笑)」という意味ではかなり印象に残りました。
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